隅田川左岸に広がる墨田区は、江戸文化発祥の街。明暦の大火を経て多くの屋敷や寺社・町家が右岸から移転したことが開拓のきっかけとなりました。 江戸城を頂点とする右岸の武家文化とは一線を画す、活気あふれる賑わいが息づくエリアです。
江戸の時代から職人が多く住む墨田区は、今もものづくりが盛んな街。江戸切子など伝統工芸品の製作体験を楽しめるスポットがあります。
ファッションはいつの時代も生き様を表現する手段。界隈には着物をレンタルできるお店も多くあります。晴れ着姿で歩く別人の自分を再発見してはいかがでしょうか。
屋形船や人力車から見渡す隅田川は、歩く視線とは一味違う景色。隅田川の風を感じられる瞬間です。
火事や水害といった多くの困難を乗り越えてきた界隈。本所防災館では、地震や暴風雨の模擬体験を通して防災を学ぶことができます。
隅田川沿いの遊歩道は日本有数の桜の名所。東京スカイツリー®とのライトアップの競演は圧巻の一言です。
夏の代名詞、隅田川花火大会。色と音の大スペクタクルが夏の夜空を彩ります。
向島百花園の萩のトンネルが秋の訪れを告げます。早咲きの椿や彼岸花・サザンカも秋に見ごろを迎えます。
風が強く空気が澄む冬は、東京スカイツリー®天望デッキからの富士山が望める数少ないチャンス。
江戸の町並みや人々の生活を体感するなら、真っ先に江戸東京博物館へ。大小さまざまな模型が江戸の暮らしを再現しています。
当時最先端のポップカルチャーだったとも言われる葛飾北斎の浮世絵。ゆかりの地である墨田区に、初の常設美術館が2016年オープンしました。
江戸の時代から、歌舞伎と並ぶ庶民の娯楽だった相撲。スポーツとしてだけでなく、土俵入りや弓取式といった様式美が人々を魅了します。
江戸の時代から料亭街として栄えた向島。その由来は「浅草から見て、隅田川の向こうにある雅な街」から来たのだとか。芸者の艶やかな舞に魅了されます。
銭湯は江戸の庶民の社交場。昔ながらの銭湯から、サウナやマッサージを併設したスーパー銭湯まで、お好みのスタイルを探してください。
一年を通じて祭りの多い墨田区。中でも6月と9月には神輿の繰り出す祭りが開催されます。人々の熱気と興奮を肌で感じる機会です。
小村井香梅園や向島百花園は、毎年2月下旬から3月上旬にかけて、春の訪れを知らせる甘い梅の香りに包まれます。
両国駅直結の商業施設「江戸NOREN」に、江戸のファーストフードとも言われる鮨・そば・天ぷらを始め、数々の食が一堂に会しました。